TRONWARE|Personal Media Corporation

TRON & オープン技術情報マガジン

TRONWARE Vol.216

TRONWARE Vol.216

ISBN 978-4-89362-393-5
A4変型判 並製/PDF版電子書籍(PDF版)
2025年12月15日発売


特集1 2025 TRON Symposium─ Preview ─

1984年に発足したTRONプロジェクトは2024年に40周年を刻み、今2025年は次の10年に向けた新たな歩みを始めた。TRONはこれまで、リアルタイム組込み機器の開発に始まり、エッジノードの相互接続を経てIoTプラットフォームへと進化してきた。そして今、クラウド連携によるビッグデータ解析と的確な制御により、スマートホームやスマートシティなど産業用途への多彩な応用を実現している。TRONプロジェクトは、システムレイヤーの下端にあたる組込みシステムと上端にあたる生活空間インフラの双方にAI技術を融合させた基盤づくりを進めようとしている。

今年のテーマは「TRON✕AI 2」。生成AIを活用した組込みシステム開発環境、ビルOS・ハウジングOSのAPI標準化とAI連携、公共交通オープンデータ活用、実用化が進むIOWNなど、AIとの融合により革新が進むさまざまな事例を紹介する。さらに、次の10年に向けて生成AIとの深化した融合によって拓かれるTRONの可能性について議論する。基調講演や各セッションを通じて、最前線の技術動向と実践的知見を共有し、これからのTRONの展望を描く場となる。

Open Smart UR

INIAD cHUBとUR都市機構は、ハウジングOSのエコシステム確立のためOpen Smart UR研究会を発足させ、活動を行っている。狭い空間での快適生活を最適設計するために多種多様なセンサー、アクチュエータを装備した「生活モニタリング住戸」を2022年10月に完成させ、継続して生活モニタリングを通したデータ収集を行っている。さらに2024年からは、地域情報連携の実証実験を進めている。

具体的には、北区内にあるショッピングセンタービビオ、JR赤羽駅、北とぴあ、INIADに設置されたデジタルサイネージは、2025年には赤羽会館、滝野川会館に追加設置され、北区の住民が、自治体や、商店・大学など、さまざまな機関の発信するお知らせを、わかりやすく見逃すことなく受け取れるしくみの実現に取り組んでいる。

公共交通オープンデータ協議会

公共交通オープンデータ協議会(ODPT)は、次世代の公共交通情報サービスのための標準プラットフォームの開発・構築を行う団体である。各種の交通機関のデータをワンストップで提供する「公共交通オープンデータセンター」を運用しており、さまざまな公共交通情報サービスが利用している。2025年は、2015年9月の設立から10周年を迎え、159組織が参画する組織に成長した。

2024年に引き続き2025年も「公共交通オープンデータチャレンジ2025-powered by Project LINKS-」を国土交通省とともに開催している。今年は「交通空白」解消を含めた地域交通DXの実現をテーマに掲げ、全国9自治体が運行するデマンド交通のデータが、国際的なオープンフォーマットであるGTFS-Flex形式でODPTセンターから公開された。これは、日本国内において開発者向けに広く公開される初の事例であり、デマンド交通と他の公共交通機関と組み合わせるなど地域交通DXを実現する作品の応募が期待されている。2026年1月12日に応募が締め切られ、2月21日に最終審査会・表彰式が予定されている。

μT-Kernel 3.0

μT-Kernel 3.0は、IEEEの定めるIoTエッジノード向け世界標準OSの仕様「IEEE 2050-2018」に完全上位互換のリアルタイムOSである。ソースコードおよび関連ソフトウェアはGitHubで公開されており、無償で自由に使うことができる。2025年は、Armマイコンのarmv8-Mアーキテクチャへの対応を進め、スタック境界監視やTrustZoneによるセキュアプログラムの機能などが新たに備わった。

また、2025年は2024年に引き続きμT-Kernel 3.0を使った「TRONプログラミングコンテスト2025」を開催。テーマを「TRON×AI AIの活用」とし、AI技術を取り入れた作品は高く評価するものとした。2025年12月11日、2025 TRON Symposiumのセッションにおいて表彰式が開催された。

生成AI支援型開発環境WG

2024年度よりトロンフォーラムで発足した「生成AI支援型開発環境WG」では、2025年度も精力的に生成AI技術を活用して組込みシステム開発の効率と品質を向上させるAIアシスタントの実現を推進している。μT-Kernel 3.0の仕様書やサンプルコード、開発ノウハウを生成AIに統合し、組込みシステム特有の文脈を理解できるよう最適化を実施する。

特に重視しているのは、プロジェクト全体のコードベースを解析し、ファイル間の依存関係や設計思想を理解したうえで支援する機能である。これにより、単なるコード補完にとどまらず、適切な実装提案やリファクタリング、バグの早期発見が可能となる。コーディング支援、バグ修正提案、テストコード生成など実践的な開発支援を実現し、エンジニア不足への対応と開発効率化を図る。

トロンフォーラム会員向けに試用環境を提供し、フィードバックを得ながら機能改善を進めていく予定である。

リカレント教育

INIAD(東洋大学情報連携学部)が中心となり推進してきた社会人へのリカレント教育(リスキリング教育)「Open IoT教育プログラム」は、2025年、名称を「生成AI時代に向けたIoT人材育成プログラム」とリニューアルし、カリキュラムを一新した。

本プログラムでは、IEEE 2050-2018準拠の「μT-Kernel 3.0」とクラウド連携IoTプラットフォーム「IoT-Engine」を用いた実践的システム構築を学ぶ。また生成AIによる急速な変革に対応するため、生成AIに関する基礎知識に加え、Pythonでの生成AI活用の実装方法を習得する。そして、INIADのAI-MOPの環境を使用してプロンプティング、RAG、Function CallingによるAPI連携などの技術を身につけるプログラムとなっている。

TRONビルOS/ハウジングOS

TRONビルOS/ハウジングOSは、MCP(Model Context Protocol)サーバを実装し、AIエージェントとの親和性を高めている。ここでのMCPサービスは、AIにビルOS/ハウジングOSからどのような情報を得られ、操作ができるかを伝える機能を持ち、これによりAIを活用した革新的なビル/ハウジングに関するサービスを実現する基盤を構築する。具体的には、自然言語による設備の操作、現在の状況から快適性を高めたり省エネをコントロールする自動制御、利用状況から共用部を評価して新しい提案をしたりする機能の実現が可能となる。

TRONビルOS/ハウジングOSは、クラウド上で設備の状態・環境の状態・人の状態を集約し、スマートフォンなどのユーザインタフェースやクラウド上のロジック、AIを利用した結果により設備を制御する。管理者向けサービスはどこからでも利用でき、AIがサポートする。住宅向けでは、設備や機器の操作方法や不具合の相談、保守パーツの自動手配などにも連携する。

MCPサーバによりAIエージェントに接続することにより、AIベースの自動最適化制御や予知保全など、これまでにない高度かつ柔軟なビル/住宅運用を実現し、快適性・安全性・省エネを高度化できる。新築時から継続的に機能やサービスを増やし、常に最新のサービスを提供できる点でも、AI活用によるTRONビルOS/ハウジングOSの発展性が期待される。

特集2 公共交通オープンデータ協議会 設立10 周年総会

2025年9月10日、公共交通オープンデータ協議会(ODPT)は設立10周年総会を開催した。この10年で日本の公共交通におけるデータ流通基盤をゼロから構築し、今や主要な乗換案内サービスになくてはならない存在となったODPT。本稿では、総会における講演を再構成し、彼らが成し遂げた変革と、次なる10年に向けたビジョンを報告する。

はじめに、坂村健ODPT会長から関係各所へ10年間の活動に対する感謝の意が表され、日本の公共交通オープンデータの軌跡が紹介された。ODPTの中核を担い、日本の交通とICT業界を牽引する理事社からは、未来への力強いコミットメントが語られた。ODPTの活動を支える総務省、国土交通省、東京都といった顧問・オブザーバーからは、この10年の功績を称えるとともに、ODPTが国のDX戦略に不可欠なパートナーであるとの強い期待が寄せられた。「Project LINKS」や「スマート東京」といった国家・首都圏規模のプロジェクトを成功に導く鍵として、また、自動運転やユニバーサル社会の実現に向けた核心的プレイヤーとして、ODPTとの連携をさらに深化させていく未来像が示された。

坂村会長の講演では、民間事業者が複雑に絡み合う日本の交通事情という困難な課題をいかに乗り越え、データ流通のハブとなる「公共交通オープンデータセンター」を設立したか、その10年の軌跡をあらためて振り返った。さらに、オープンデータを社会実装するためのコンテスト開催や国際標準化団体との連携といった具体的な取り組みを紹介し、今後はあらゆる移動を包摂する「インクルーシブ・モビリティ」の実現をデータで支えるという、次なる10年のビジョンを語った。

坂村会長が語ったODPTのビジョンは、最前線で活動する会員・パートナー企業によって、すでに具体的な価値として社会に実装されている。交通事業者、グローバルプラットフォーマー、ナビゲーション開発企業など、多様なプレイヤーがこのデータエコシステムの中でいかに連携し、移動の未来を創造しているのか。その躍動する現場からの報告が行われた。

ODPT設立10周年総会は、単なる過去10年の祝賀にとどまらず、次なる10年への確固たる意志を示す場となった。もはや公共交通という枠には収まらず、あらゆる移動を包摂する「インクルーシブ・モビリティ」の実現、そして多様なプレイヤーが価値を交換する「データマーケット」の構築という、より壮大で社会的なビジョンへと向かっている。

坂村会長が提示した未来像と、それを具現化するパートナーたちの躍動は、データとテクノロジーが人々の生活をいかに豊かにできるかを力強く示していた。ODPTが切り拓く日本の「移動」の未来は、私たちの想像を遥かに超えるものになるだろう。

井上円了×AI×四聖討論@京都

坂村健INIAD cHUB(東洋大学情報連携学 学術実業連携機構)機構長の研究室が開発した、「井上円了×AI×四聖討論」が、2025年9月23日から24日の2日間にわたり国立京都国際会館で開催された「第1回京都会議」にて披露された。

京都会議は、人工知能(AI)時代に必要とされる社会の根幹たる「価値観」や「価値」について議論と対話を、世界的な哲学者・科学者・経営者・技術者・芸術家・宗教家らとともに行う場として、一般社団法人京都哲学研究所によって設立されたものである。

「井上円了×AI×四聖討論」は、東洋大学の創立者である井上円了先生をモデレーター役とし、先生が特に尊重した四聖(ソクラテス、孔子、釈迦、カント)の思想を学習したAIたちが、来場者から与えられた多様なテーマについて対話を行うシステムである。2024年にINIADで開催された「井上円了AIワンダーランド」での展示の一つ「井上円了×AI×四聖討論」を体験した主催者からの依頼を受け、現地の展示環境への対応や多国語対応、最新AIモデルへの切り替えなどのアップデートを行った。

本稿では、『井上円了×AI×四聖討論』システムの実際の対談例を掲載する。本システムは、過去の偉人の思想の枠組みを、その場で与えられたテーマに対して現代の技術で適用し、より多くの方々に親しんでいただくことを目的としている。ここでのAIによる回答は、あくまで一解釈であり、原典との相違や、思想の一部を取り上げた表現などがあることを理解したうえで、今のAIの知性を測る参考にしていただきたい。

TIVAC Information:ルーターファームウェアの脆弱性

組込み機器における脆弱性報告は依然として後を絶たない。本稿では、最近問題となったルーターのファームウェア脆弱性を起点に、JVN(Japan Vulnerability Notes)から注目すべき2件をピックアップし、さらに直近の大規模クラウド障害が示すIoTシステム設計への示唆を簡潔にまとめている。

一般消費者向けルーター製品のPlanex「ちびファイ4」では、ハードコードされた認証情報が書き換え不能な形で埋め込まれ、かつTELNETポートがデフォルトで開放されていたため、LAN内部から平文のTELNETログインが可能となり、任意のコマンド実行を許してしまう。総務省ガイドラインでは、固定パスワード禁止や未使用ポートの遮断が要求されるにもかかわらず、本製品はこれを大きく逸脱していた。

また、JVNの報告によると、脆弱性のあるソフトウェアを組込み用Linuxで使う事例、あるいは機器の制御をウェブサーバー経由で行うために、ウェブサーバーの脆弱性がそのまま持ち込まれている事例が多いことがわかる。

本稿で取り上げた事例はいずれも設計・運用上の深刻な欠陥を示している。組込み開発者やIoTシステム設計者は、固定パスワード禁止、未使用ポート遮断といった基本要件を徹底し、さらに複数ベンダー・複数プロバイダによる冗長化や想定外のサービス競合への耐性を備えたシステム構築を志向すべき時代に入りつつある。もはや単一のコンピュータシステムのプログラムだけでは完結しないのが現在のIoTであり、ネットワーク全体の安全性と信頼性を視野に入れた設計思想が求められている。

From the Project Leader
プロジェクトリーダから

年齢を重ねると時間が早く過ぎ去るように感じる、とよく言われる。これには一定の科学的根拠もあると聞くが、まさにそれを実感するのが「もうTRONSHOWの時期か」という瞬間である。2025年も終盤に入り、11月の今、気づけば2025 TRON Symposium-TRONSHOW-の開催まで1か月を切った。AIによって社会のすべてが変わりつつある中で、TRONプロジェクト自体もAIの影響を大きく受けており、プロジェクト全体をAIベースへと転換していく試みに取り組んでいる。もちろん、昨年から一貫してその方向性を強調してきたが、準備には時間を要するため、簡単に成し遂げられるものではない。今回のテーマは「TRON×AI 2」。昨年からどう進展したかという継続的な取り組みを報告したい。

今号でも取り上げているように、公共交通オープンデータ協議会(ODPT)は今年で設立10周年を迎えた。当初は日本の風土においてオープンデータを推進することに大きな困難があったが、今ではODPTが提供しているデータが、GoogleマップやYahoo! 乗換案内、Appleマップなどで利用されるようになっている。9月に開催された10周年総会では、10年の歩みが確かな成果として結実していることを実感した。

何か新しい取り組みを始める際には、まず10年程度は続けなければ成果は見えてこないものだ。そういう意味では、AI関連の取り組みもある程度の年月を要するはずだが、AIに関しては従来とは比較にならない速度で進展している。我々が取り組みを始めてからまだ2年目だが、通常なら10年かかることが5年程度で実現されるのではないか、という感触すらある。

5年という時間軸に関連して言えば、NTTのIOWNが注目されている。「通信速度125倍、消費電力100分の1、レイテンシ200分の1」というオールフォトニクスネットワークが2030年に本格稼働する予定である。VOL.215でも紹介したとおり、NTTの協力を得て、一般には公開されていない施設の見学会をトロンフォーラム会員向けに実施したところ、たいへん好評で、ありがたいことに新規の入会者も増えた。

このように振り返ると感慨深い1年であったが、懸念材料もある。サイバー犯罪は依然として増加しており、特にIoTデバイスに対する攻撃が続いている。情報基盤に依存する社会を安全かつ安定的に運営するために何をすべきか、今こそ深く考える必要がある。我々はIoTエッジノードのセキュリティ向上を目指して、TIVACを通じて啓蒙に取り組んできたが、基本的な対策すら講じない事業者も見受けられ、事態は深刻化していると危惧している。これをふまえ、2026年度からはTIVAC の活動を強化することとし、新たな取り組みも検討している。これまではトロンフォーラム会員向けのページで情報を提供していたが、今後は重大な脅威が発生した際には会員向けに積極的な警告メールを送って注意喚起を行うなど、トラブル発生時に迅速に対応できる「TIVAC緊急サービス」のようなしくみの導入を検討しなければならないだろう。

新しい時代を迎えるにあたっては、日本からイノベーティブな価値を創出する人材や社会課題の解決に挑む若者を育成することが不可欠と考えている。TRONSHOWの12月12日の最終セッションでは、デジタルガレージの林郁氏、東京都副知事の宮坂学氏とともに、教育やインキュベーション支援を通じて若者をどう後押ししていくかについて議論する予定である。ぜひ多くの方々にTRONSHOWにご来場いただければ幸いである。

坂村 健

編集後記

11月12日、東洋大学とフランス・ストラスブール大学との交流40周年を記念するシンポジウムをINIADで開催し、ホストを務めた。両大学で共有するテーマとして私が掲げたのは、AIやIoTに象徴される高度な情報処理技術の進展が、教育をどのように変えていくのかという問いである。このテーマのもと、日仏の参加者とともに議論を行った。

私は、INIADで取り組んでいる教育の考え方、すなわちデジタル社会へと移行する中で、教育や社会構造そのものを変革していかなければならないという点を、フランス側にも理解していただけるよう説明した。ストラスブール大学からは、データサイエンスとAIの研究・教育の中心人物であるトーマス・ランパート教授を迎え、意見交換を行った。

シンポジウムでの議論を通じて興味深かったのは、私とランパート教授の考えがほぼ一致していた点である。基本的な哲学や考え方の重要性、AIの限界、AIに任せてよいこと・任せるべきでないことなど、根本的な見解が共通していた。私が「AIという優れた部下の上司になるべきだ」という表現を用いたのに対し、教授は車の運転にたとえて説明した。車にはエンジンや車輪があり、横には動けず、比較的滑らかな道路しか走れないという、車の基本原理や構造上の制約を理解したうえで運転するからこそ安全に扱うことができ、事故を減らすことができる。AIについても同様に、その特性を理解して使いこなすべきだという指摘である。プログラミングにAIを使う場合であっても、プログラムとは何かを理解しないまま任せきりにすることはできないという点では、完全に意見が一致した。

一方で、フランスと日本の文化的な違いも随所で感じられ、非常に興味深かった。特にINIADのように大学組織全体が統合的に動く体制に対しては、フランス側から大きな驚きを持って受け止められた。通常、大学は各教員が独立した小規模組織の集合体のような性格を持ち、一体的に動くことは容易ではない。これは私が以前勤務していた東京大学でも同様であり、日仏で共通しているようだ。INIADの体制は、そうした従来の大学像とは異なる私の考えに基づいて構築したものであり、それゆえに新鮮に映ったのだろう。

これからの社会はAIなしには成立しない。現在の学生、さらにはそれより下の世代に対して、AIとは何か、どう使うべきかを正しく教育する必要があるという認識も完全に一致していた。今後は日本とフランスの間でも協力できる部分を探りながら取り組んでいくことになった。

改めて感じたのは、フランス側の研究者のほうがAIに対してより積極的であるという印象である。今回来日されたコンピュータサイエンス以外の分野の教員とも話をしたが、AIに強い興味を持つ人が多く、日本よりも前向きに試してみようとする姿勢が見受けられた。こうした違いが、国際的な大学ランキングなどにも表れているのではないかと考えさせられた。「変われない国、日本」とよく言われるが、残念ながら日本が先頭を走っているようには見えず、日本が変わりにくい国であることを痛感した。

坂村 健

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